RESEARCH / AI検索の実測
AIに、会社は
どう見えている?
「名前が出た」と「相談先に選ばれた」を分ける。
180回の照会記録と、9月9日の利用画面での再確認。
9月9日の再確認:名前を指定すると、3サービスで紹介された。
2026年9月9日、ChatGPT・Gemini・Perplexityの利用画面で確認しました。「株式会社CHIEROとチエロ(中田光)は何をしている会社・人か」という指名質問では、3サービスすべての回答に名前と公式サイトの引用がありました。
一方、社名を含めず「AI活用にも詳しく、経営や事業の迷いを相談できる人」を探した質問では、今回の3回答にCHIEROは候補として登場しませんでした。
| 質問の種類 | ChatGPT | Gemini | Perplexity |
|---|---|---|---|
| 会社・代表を指定して紹介を求める | 言及・公式引用あり | 言及・公式引用あり | 言及・公式引用あり |
| 社名なしで相談相手を探す | 候補に出ず | 候補に出ず | 候補に出ず |
出ることと、正しく伝わることも別。
ChatGPTは現在の経営相談・出版・作品やWebアプリを説明し、会社と代表や相談の入口を引用しました。Geminiには古い「投資」の説明、Perplexityには旧ページの事業説明が混ざっていました。紹介されたという結果と、内容の鮮度を分けて評価しています。
2問×3サービスの計6回答。一時チャット/シークレットを使用し、質問文でウェブ検索を明示しました。アカウント・地域などの影響は完全には排除できません。8月のAPI測定とは条件が異なり、施策の改善率や現在の順位を示しません。質問全文・回答抜粋・引用先・測定条件
会社名を知らない人の質問では、推薦を確認できなかった。
2026年8月10日、検索を使う3サービスのAPIに20問を各3回、計180回照会しました。正常に取得できた回答は158件、エラーは22件。保存された判定では、推定推薦は17件でしたが、すべて会社名や代表者名を含む2問に集中していました。
公式サイトが存在することと、会社名を知らない人の相談先として挙がることは、同じではありません。この記録では、非指名の18問に対する正常回答140件中、推定推薦は0件でした。現在の順位や、他社での成果を示す数字ではありません。
| 項目 | 回答数 | 読める範囲 |
|---|---|---|
| 取得 | 17 / 158 | 取得元として対象が観測された |
| 言及 | 18 / 158 | 回答本文に対象の名前が現れた |
| 引用 | 16 / 158 | 出典として対象が観測された |
| 推定推薦 | 17 / 158 | 文言やリストの位置による推定判定 |
出典:当時の集計データ。元ファイルとの一致を2026年9月9日に確認しています。各項目は重複するため、合計して人数や到達数にはできません。
取得・言及・引用・推薦を、別々に記録する。
サイトが読まれたこと、名前が登場したこと、根拠として引用されたこと、候補として勧められたことでは、意味が異なります。
たとえば会社名を入れて「この会社を説明して」と聞いた回答は、会社名を入れずに相談先を探した回答と分けます。記事の引用も、必ずしもサービスへの推薦ではありません。目的に応じて、情報の引用も相談先への推薦も評価対象になります。
noteの数字から言えること。
正常回答158件のうち、保存された出典ドメインにnote.comが含まれたのは42件、質問単位では20問中11問でした。URLの延べ出現は128件ですが、同じ回答内の重複を含みます。これはCHIERO自身のnoteが42回推薦されたという意味ではありません。
この測定で、分からないこと。
- 推定推薦は文言や位置をもとにした判定です。検索サービスが提供する公式の「推薦」ラベルではありません。
- 22件のエラーを除いているため、全180回を成功した測定として扱えません。
- 質問は自社について設計した20問です。一般利用者全体の需要や質問分布を代表しません。指名質問には当時の古い「投資家」という前提も含まれます。現在の事業内容は会社概要を参照してください。
- 当時は8つの変更をまとめて公開しており、個々の施策の効果を切り分けられません。検索側の変化も統制していません。
- APIでの結果は、ログインした利用画面の全回答を証明しません。サービス、モデル、日付、質問の仕方で結果は変わります。
- 表示や引用から、問い合わせ・契約・売上の増加を推定することはできません。
同日の利用画面でも、社名を含まない1問を4サービスで観察しました。この4件では対象の取得・言及・引用・推薦を確認できませんでした。少数の観察であり、普遍的な不掲載を意味しません。利用画面の観察記録はAPI測定と別に公開しています。
自分のサイトで測るなら、この順番で。
相談者の言葉で、質問を決める
実際の問い合わせや検索語から、比較・不安・選び方の質問を用意します。会社名を含む質問と、含まない質問を分けて固定します。
条件と回答を残す
日付、サービス、画面かAPIか、表示されるモデル名、言語、地域、検索の有無、会話履歴の有無を記録。回答本文と出典URL、エラーも残します。
表示の意味を分ける
取得・言及・引用・推薦を別列で記録。判定が曖昧なら保留し、読み返せるように根拠を残します。
サイトと流入のデータを合わせる
検索エンジンが読めるか、どのページが表示されたかをSearch Consoleなどで確認します。実際の訪問・問い合わせ・契約は、それぞれ別の記録で確かめます。
同じ条件で、後日比べる
変更直後だけで結論を出さず、再取得を待って再観測します。質問セットを変えた場合は別の測定として扱います。
Googleは、AIによる概要やAIモードにも通常のSEOの基本が適用され、特別なAI向けファイルや構造化データは必須ではないと案内しています。本文を読み取れること、内部リンク、内容に一致する情報が土台です。掲載は保証されません。Googleの公式説明
また、OpenAIは検索用のOAI-SearchBotと学習用のGPTBotを別の設定として案内しています。検索への掲載と学習への提供を同じ目的として扱わず、用途を確認して設定します。OpenAIのクローラー説明
元の記録と出典
- API測定の集計・元ファイルの照合情報(測定:2026年8月10日)
- 利用画面での観察記録(同日、1問・4サービス)
- 当時のnoteの記録
- Google Search Central:AI機能とウェブサイト
- OpenAI:クローラーの説明
本ページは自社の観察記録です。AI検索での掲載・順位・問い合わせ獲得を保証するサービスの案内ではありません。以前掲載していた運用上の制約は、現在の全業務に共通する規則ではないため、本文を測定の記録と方法に整理しました。
