観測 006
六十四本の円を、少しずつ傾けて重ねました。
一本ずつは、ただの円です。
それだけで球になります。
半径がゆっくり息をしていますが、円の数も、傾きも変わりません。
膨らんでいるのは球ではなく、円のほうです。
一本ずつ違う拍で息をしているので、内側で層がすれ違います。
明るく光っている点があります。
あれは光っているのではなく、円と円が交わっているところです。
球の上の大きな円は、どの二本を選んでも必ず二点で交わります。
だから、あの光は避けようがありません。
この式の指紋
sha256:f58c2b9982a9998c8542071215315f78eb856512e0daa6f2eef7bd2425f27ae8
いつ走らせても、誰が走らせても、同じ姿で現れます。 乱数も、時計も、環境も使っていません。
上のボタンで式をそのまま持ち出せます。手元で数え直すなら:
pbpaste > f.txt && printf %s "$(cat f.txt)" | shasum -a 256