観測 006
画を押すと、点が減ります。四万・六百・四十・一つ、と四段あります。
数が減っても走っている式は同じです。消えるのは形だけです。
「聴く」は、同じ関係の束を、目ではなく耳に投影したものです。
音を足したのではなく、同じ式を別の感覚へ出しています。
六十四本の円を、少しずつ傾けて重ねました。
一本ずつは、ただの円です。
それだけで球になります。
半径がゆっくり息をしていますが、円の数も、傾きも変わりません。
膨らんでいるのは球ではなく、円のほうです。
一本ずつ違う拍で息をしているので、内側で層がすれ違います。
明るく光っている点があります。
あれは光っているのではなく、円と円が交わっているところです。
球の上の大きな円は、どの二本を選んでも必ず二点で交わります。
だから、あの光は避けようがありません。
この式の指紋
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いつ走らせても、誰が走らせても、同じ姿で現れます。
乱数も、時計も、環境も使っていません。
上のボタンで式をそのまま持ち出せます。手元で数え直すなら:
pbpaste > f.txt && printf %s "$(cat f.txt)" | shasum -a 256
持ち帰って走らせてください。乱数も時計も使っていないので、あなたの画面でも同じ一体が現れます。式は誰のものでもありません。 この式を、その場で走らせて書き換える →