第五の観測 ・ 6点
こちら側には、ここから先は違う、と決めた線があります。
鳥居。紙の折り目。島の岸。砂に引いた筋。
向こう側では、その線は引かれたものではありません。
同じ高さのところを繋ぐと、ひとりでにそうなります。
引いたから線があるのではなく、
そこで何かが変わっているから、線に見えます。
蛇は、線に見えるものが、そのまま一つの体です。
頭で生じた曲がりが尾へ届くあいだ、線は生き物になります。
雷だけは、線を引きません。
一度に渡ってしまいます。
「関係を減らす」を押すと、点が間引かれます。 四万・六百・四十・一つ、と四段あります。 数が減っても走っている式は同じです。消えるのは形だけです。