NOTES / 自分の強み
自分の強みが
わからない時
「良い所を語れず、足りない所ばかり目立つ」。
面接シリーズに届いた言葉から、強みの見つけ方を考えます。
強みは、ひとりで探すより、外から言葉にしてもらったものを自分で確かめるほうが見つかります。
自分の強みがわからないのは、強みがないからではありません。自分にとって当たり前すぎて、見えなくなっているからです。人から言われたこと、頼まれがちなこと、弱点だと思っていることの裏側。この3つを集めて、自分の言葉で言い直すと、強みの候補が出てきます。
「良い所を語れず、足りない所ばかり目立つ。自分を見ているよう」。
Threadsで「〇〇さんの面接」というシリーズを書いています。都道府県などが面接を受けに来て、面接官とのやり取りの中で、その土地の歴史や特徴が語られていく物語です。これまでに200本以上を書きました(一覧は47都道府県の面接)。
このシリーズへの返信に、面接の話を自分に重ねる声がありました(要約・お名前は伏せています)。
- 良い所を語れず、足りない所ばかり目立つ。自分を見ているよう
- ない所ばかり見ていた。生まれた場所がすごい所だったとは
- 長所を弱点と思い込んで守りに入るのは、人にも当てはまる
面接の中で起きているのは、本人が「何もない」と思っているところを、相手が外から言葉にし、本人が「そうだったのか」と受け取り直すことです。人の強みも、同じ順番で見つかることが多いと考えています。
当たり前にできることほど、自分では強みに見えません。
強みは、本人にとっては「努力していないこと」の中にあることが多いです。努力していないので、特別だと感じません。だから自己分析だけで探すと、努力してきたこと(=本当は苦手だったこと)ばかりが候補に上がります。
もう一つは、弱点と強みが同じ性質の表と裏になっていることです。「細かすぎる」は「見落とさない」、「決めるのが遅い」は「確かめてから動く」と言い換えられます。どちらの言葉で呼ぶかで、同じ性質が弱点にも強みにもなります。
3つの材料を集めて、自分の言葉で言い直します。
やってみる
- 言われたこと:人から「ありがとう」「助かった」と言われた場面を3つ書きます。何に対して言われたかも添えます。
- 頼まれがちなこと:「これ、〇〇さんにお願いしていい?」と頼まれやすいことを2つ書きます。
- 弱点の裏側:自分の弱点だと思うことを1つ書き、同じ性質を良い言葉で言い換えます。
- 信頼できる人に「私がよく頼まれることって何だと思う?」と1つだけ聞きます。
- 集めた言葉に共通する動きを探し、1行にします。例:「散らかった話を、順番に並べ直す」。しっくりこない言葉は、遠慮なく直します。
つまずきやすいところ診断やタイプ分けの結果を強みの答えにすると、自分の言葉になりません。結果は材料の一つとして置き、最後の1行は、自分の場面から書いてください。
AIには「候補を出して、根拠を示す」ところまでを頼みます。
次は、私が人から感謝された場面と、よく頼まれることです。 ここから読み取れる強みの候補を3つ、短い言葉で挙げてください。 それぞれに、どの場面から読み取ったかを1行で添えてください。 決めつけず、「候補」として出してください。 (ここに場面を書く。人の名前や会社名は書かない)
出てきた候補は、あなたが訂正するための叩き台です。「これは違う」「こっちの言い方がいい」と直していく途中で、自分の言葉が決まっていきます。
強みは、見つけるものというより、外からもらった言葉を自分の言葉に言い直したもの。
このページについて
返信は、株式会社CHIEROがThreadsの公式APIで取得している自社アカウントの記録(2026年9月26日まで)から要約し、お名前は伏せています。「〇〇さんの面接」は物語形式の投稿です。このページは就職活動の自己PR対策や、性格の診断ではありません。
