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NOTES / やりたいこと

やりたいことが
わからない時

「明日から仕事しなくていいなら、何する?」
この問いに届いた151件の返事から、手がかりの見つけ方を考えます。

やりたいことは、遠くで探すより、もう選んでいる小さなことに名前をつけると見えてきます。

「やりたいことがわからない」とき、多くの人は大きな答えを探そうとして止まります。先に確かめるのは、仕事もお金も気にしなくていい日に、自分が実際に何をするかです。その答えの中にある動き(会う・作る・整える・眺める など)が、やりたいことの手がかりになります。

「明日から仕事しなくていいなら、何する?」に、151件の返事が届きました。

2026年8月25日、Threadsにこんな問いを投げました。

もし明日から
・仕事しなくていい
・お金には困らない
・家事も全部AI
になったら、みんな毎日何する?
意外とこれ、すぐ答えられる人少ない気がする

この投稿には、2026年8月31日時点で5,431回の表示と151件の返信がありました。表示に対する返信の割合は約2.8%で、反応の数を取得できている投稿(主に2026年1月以降の1,336本のうち、表示300回以上のもの)の中で、いちばん高い値でした。

返事の多くは、とても具体的でした。旅に出る、料理をする、温泉に行く、本を読む。その中に、こんな言葉も混じっていました(要約・お名前は伏せています)。

  • 仕事と家事を抜いた「今の休日」のまま過ごすと思う
  • 我慢してきたこと、お金で諦めたことを全部やる
  • それでも「やりたい」仕事はする
  • 自分のことに加えて、子どもに何を伝えればいいか分からなくなる

「すぐ答えられる人は少ない」と書いたのに、実際には多くの方がすぐに、具体的に答えてくれました。やりたいことが「ない」のではなく、ふだんは言葉にする機会がないだけなのかもしれません。

「わからない」の正体は、答えがないことより、問いが大きすぎることです。

「やりたいことは何ですか」と聞かれると、人は仕事にできるか、人に説明できるか、立派に聞こえるかまで一度に考えてしまいます。条件が多すぎて、どの答えも通らなくなります。

Threadsの問いが答えやすかったのは、お金・仕事・家事という条件を先に外していたからだと思います。条件を外すと、人はまず体が向く方向を答えます。その方向が、やりたいことの素材です。

つまずきやすいところやりたいことを「仕事にできること」と同じ意味で考えると、素材の段階で捨ててしまいます。仕事にするかどうかは、言葉になった後に決めれば間に合います。

紙1枚と10分で、手がかりを言葉にします。

やってみる

  1. 上の問いに、30秒で3つ答えを書きます。考え込まず、最初に浮かんだものを書きます。
  2. それぞれに「なぜそれ?」と1回だけ聞き、理由を短く書きます。
  3. 理由の中の動きの言葉に丸をつけます。会う、作る、整える、眺める、調べる、世話をする、比べる、などです。
  4. 別の行に「我慢してきたこと・お金で諦めたこと」を1つ書きます。返事にあった言葉です。
  5. 丸をつけた動きを、この1週間で少しでもした場面を探します。見つかれば、それはもう始まっているやりたいことです。

最後に、書いたものを誰かに読んでもらい、相手の言葉で言い直してもらいます。自分では当たり前すぎて気づかない動きを、相手が見つけることがよくあります。言い直してもらった言葉がしっくりこなければ、遠慮なく直してください。直した言葉のほうが、あなたの言葉です。

話す相手がいないときは、AIに「質問だけする役」を頼めます。

AIに答えを出してもらうのではなく、聞き手になってもらう使い方です。ChatGPT・Gemini・Claudeのどれでも使えます。

私がやりたいことを言葉にする手伝いをしてください。
あなたは答えやアドバイスを出さず、質問を1つずつしてください。
私の答えに出てきた言葉をそのまま使って、次の質問をしてください。
10問ほど終わったら、私の言葉だけを使って、3行でまとめてください。

まとめが出たら、自分の感覚と違うところに線を引いて直します。AIの言葉は仮の言い方で、決めるのはあなたです。個人名や勤め先など、入れたくない情報は入れずに進められます。入れていい情報の考え方はChatGPTに入れてはいけない情報にまとめています。

やりたいことは、遠くにある正解ではなく、もう選んでいる小さなことの名前。

このページについて

数字は、株式会社CHIEROがThreadsの公式APIで取得している自社アカウントの記録(2026年9月26日までの集計)によるものです。返信の文面は要約し、お名前は伏せています。適職診断やタイプ分けではありません。気分の落ち込みや眠れない状態が続くときは、医療機関などの専門家に相談してください。