観測 001
画を押すと、点が減ります。四万・六百・四十・一つ、と四段あります。
数が減っても走っている式は同じです。消えるのは形だけです。
「聴く」は、同じ関係の束を、目ではなく耳に投影したものです。
音を足したのではなく、同じ式を別の感覚へ出しています。
傘の中心から縁へ、波が渡っていきます。
触手はその波を、少し遅れて追いかけます。
遅れているから、生きて見えます。
同時に動かすと、途端に機械の伸縮になります。
触手は二十本あって、隣り合う二本は決して同時に振れません。
一本ずつ、拍がずらしてあります。
何かがそう決めているのではなく、はじめからそうなっています。
この式の指紋
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いつ走らせても、誰が走らせても、同じ姿で現れます。
乱数も、時計も、環境も使っていません。
上のボタンで式をそのまま持ち出せます。手元で数え直すなら:
pbpaste > f.txt && printf %s "$(cat f.txt)" | shasum -a 256
持ち帰って走らせてください。乱数も時計も使っていないので、あなたの画面でも同じ一体が現れます。式は誰のものでもありません。 この式を、その場で走らせて書き換える →