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観測 007

海牛

5秒でひと巡り

縁の毛が、一本ずつ遅れて揺れています。

体そのものも、姿勢を変えながら進んでいます。

決まった形に波を通しているのではありません。
体の曲がり方が、その都度変わっています。
だから同じ姿は二度現れません——ひと巡りするまでは。

毛は、まっすぐには生えていません。
後ろへ少し反っています。
まっすぐだと剛毛に見え、反っていると柔らかく見えます。

この式の指紋

sha256:e485d1b6b18fe4368f9318536b3d5ccba90f87e50c966794aac4d15f92354162

いつ走らせても、誰が走らせても、同じ姿で現れます。 乱数も、時計も、環境も使っていません。

上のボタンで式をそのまま持ち出せます。手元で数え直すなら:

pbpaste > f.txt && printf %s "$(cat f.txt)" | shasum -a 256