観測 035
画を押すと、点が減ります。40,000 → 625 → 40 → 1。いつでも元に戻せます。
少数点では、点を大きくし、残像を長くして通り道を見やすくしています。
「聴く」は、表示中の点の配置を音へ写します。点数を変えると音を作り直します。
大きな一頭が、ゆっくり泳いでいます。
体は描かれていません。
打たれているのは、背に並ぶ斑と、五本の隆起線だけです。
斑の並びは、一頭ごとに違います。
人はこの模様で、海の中の一頭一頭を見分けます。
この作品の式に指紋があるように、この一頭には斑があります。
頭で生まれた撓みは、ゆっくり尾へ抜けます。
尾鰭はいちばん遅れて、いちばん大きく振れます。
ひと振りに二十秒かかります。
点を減らすと、斑の並びはしばらく残ります。
模様は点の密度ではなく、点の間隔に載っているからです。
四十点では、並びが読めなくなります。
一点は、体のどこか一つの斑だった点の、通り道になります。
大きさは、どの一点にも入っていません。
この式の指紋
sha256:3ea03dbae83de07ec0c31b9cb613c931aaf3580a6edf7d9ca3c5c0ca3f22c2d4
同じ点番号と時刻を渡すと、同じ座標が得られます。
残像や点の見え方は、描画設定と端末によって変わります。
上のボタンで式をそのまま持ち出せます。手元で数え直すなら:
pbpaste > f.txt && printf %s "$(cat f.txt)" | shasum -a 256
持ち帰って走らせてください。式を変えると、どんな姿になるでしょう。 この式を、その場で走らせて書き換える →