観測 011
画を押すと、点が減ります。四万・六百・四十・一つ、と四段あります。
数が減っても走っている式は同じです。消えるのは形だけです。
「聴く」は、同じ関係の束を、目ではなく耳に投影したものです。
音を足したのではなく、同じ式を別の感覚へ出しています。
前の翅と後ろの翅は、少しずれて打ちます。
同時に打たせると、途端に造花になります。
翅が閉じるとき短く見えるのは、縮んでいるからではありません。
向こう側で翅は平らなまま、こちらへ傾いているだけです。
その傾きを、この面に写しています。
縁が濃く見えます。
翅の縁に、点が寄っているからです。
均していくと、翅は灰色の板になり、花に見えてしまいます。
この式の指紋
sha256:1564755a91a6415c9621873817c714e0c2a69bb55f8111c27da745e863ba42b2
いつ走らせても、誰が走らせても、同じ姿で現れます。
乱数も、時計も、環境も使っていません。
上のボタンで式をそのまま持ち出せます。手元で数え直すなら:
pbpaste > f.txt && printf %s "$(cat f.txt)" | shasum -a 256
持ち帰って走らせてください。乱数も時計も使っていないので、あなたの画面でも同じ一体が現れます。式は誰のものでもありません。 この式を、その場で走らせて書き換える →