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観測 014

航跡

5秒でひと巡り

太陽は、止まっていません。

進みながら、通ってきた道に、惑星が螺旋を残していきます。

この画に残っているのは、いまの姿ではありません。
右端が現在で、左へ行くほど過去です。
つまり、ここに見えているのは軌道ではなく、通ってきた跡です。

内側の惑星ほど、密に巻いています。
太陽に近いものは速く回るので、同じ距離を進む間に何度も巻けるからです。
いちばん内側は七回以上、いちばん外側は半回転もしていません。
どちらも同じ速さで前へ進んでいるのに、残る形がこれだけ違います。

真ん中を貫いている細い線が、太陽の通り道です。
惑星の螺旋だけでも道の在り処は察しがつきますが、
それでは想像に委ねることになるので、一本の線として引きました。

この式の指紋

sha256:1666cea1a44daa0ff55fcd40242ca7c10f6f576f9de103d72df6ad9451f5c0a8

いつ走らせても、誰が走らせても、同じ姿で現れます。 乱数も、時計も、環境も使っていません。

上のボタンで式をそのまま持ち出せます。手元で数え直すなら:

pbpaste > f.txt && printf %s "$(cat f.txt)" | shasum -a 256