観測 015
画を押すと、点が減ります。四万・六百・四十・一つ、と四段あります。
数が減っても走っている式は同じです。消えるのは形だけです。
「聴く」は、同じ関係の束を、目ではなく耳に投影したものです。
音を足したのではなく、同じ式を別の感覚へ出しています。
どこから放しても、同じ環に落ちます。
外から始めた点も、内から始めた点も、行き先は一つです。
落ちる速さは、近づくほど緩みます。
だから最後のわずかな距離に、いちばん長く留まります。
遠くから見ると止まって見えるのは、そのためです。
環は点ではなく、幅を持っています。
中に入ってからも、まだ揺れています。
揺れても出ていかない範囲のことを、落ち着いていると呼びます。
これは不安の形です。
考え方を変えても同じところへ戻ってしまうのは、
戻る力が働いているのではなく、地形が変わっていないだけです。
この式の指紋
sha256:e6182ef61682400ebddfa92a042383a2176805d0834583f0c90f711af08242d0
いつ走らせても、誰が走らせても、同じ姿で現れます。
乱数も、時計も、環境も使っていません。
上のボタンで式をそのまま持ち出せます。手元で数え直すなら:
pbpaste > f.txt && printf %s "$(cat f.txt)" | shasum -a 256
持ち帰って走らせてください。乱数も時計も使っていないので、あなたの画面でも同じ一体が現れます。式は誰のものでもありません。 この式を、その場で走らせて書き換える →