観測 019
画を押すと、点が減ります。四万・六百・四十・一つ、と四段あります。
数が減っても走っている式は同じです。消えるのは形だけです。
「聴く」は、同じ関係の束を、目ではなく耳に投影したものです。
音を足したのではなく、同じ式を別の感覚へ出しています。
居場所が二つあります。
はじめは全員が片方にいて、終わりには全員がもう片方にいます。
移る途中で、群れは細くなります。
広がったまま移ることはできません。
先に出る点と、最後まで動かない点がいます。
その差が帯になります。
ひと巡りのあいだに、二つの場所は半回転して入れ替わります。
だから終わりに着いている場所は、始まりに立っていた場所です。
着いてしまえば、そこが元いたところになります。
遠くに見えていたあいだだけ、そこは遠くでした。
この式の指紋
sha256:67090aa4e45b6aaaaa644caeb803d0922b9b9cf92f842df6513440c0798a91b7
いつ走らせても、誰が走らせても、同じ姿で現れます。
乱数も、時計も、環境も使っていません。
上のボタンで式をそのまま持ち出せます。手元で数え直すなら:
pbpaste > f.txt && printf %s "$(cat f.txt)" | shasum -a 256
持ち帰って走らせてください。乱数も時計も使っていないので、あなたの画面でも同じ一体が現れます。式は誰のものでもありません。 この式を、その場で走らせて書き換える →